スコットランド・オークニー諸島の巨石神殿と出雲大社の新石器時代つながり |
http://www4.nhk.or.jp/dramatic/x/2014-09-28/31/04164/
イギリス北部スコットランドのオークニー諸島で発掘された石の巨大神殿。この立地している細長い島は海水と淡水湖に挟まれていて、出雲大社の付近の立地に構造的に重なる。そして生の世界と死の世界を繋ぐ境界域だったという、オークニーの周辺にストーンヘンジがあることからの解釈が、黄泉の国や常世の国に連なる出雲と重なる。
オークニーの新石器時代の様相は1000年続いて突然終結する。青銅器の時代になっての宗教的ないし政治的な環境変化のためという。出雲国の青銅器の時代になる前の縄文時代の様相はオークニーから推察できるのではないか。
途中からみた番組だったが刺激的だった。
人型のバラバラにされることが前提のデザインの土器や、象徴的に武器である棍棒石器が割られた状態で神殿内部から出土していた。まったく同じコンセプトの縄文土器が日本列島でも出土しているし、出雲から一気に多数出土した銅剣にすべて×印が刻まれていた。
古代人の信仰的な発想思考は、構造的に似通っているとすれば、出雲研究はオークニー研究から多くのヒントを得られるに違いない。
ちゃんと最初からみつつ録画したい。それにしても出雲についてのブログ記事の誤字訂正をし終わってつけたテレビでこの番組がやっていたとは。。