「それでも貴様、日本人かっ」 |
しかし、学校教師が給食を拒む生徒に「自分だけ助かりたいか」と言ったとか、「◯◯は日本固有の領土だと言わない奴は非国民だ」という論調を聴くにつれ、またそういう時代になったと思う。
固有もなにも、日本は戦争に負けて無条件降伏をして、要はわざと火種を残す形でアメリカが裁定したことが現在の問題の発端。そのアメリカはほっかむり。それを責めずにアメリカ頼みの日本。中国韓国からすれば、あの戦争や植民地支配という歴史が日本人にはないのかと感じてしまうだろう。
ソ連の侵攻実効支配はちょっと論点が違う。不可侵条約を一方的に破棄しての侵攻や日本人捕虜の抑留強制労働を問題視するのは分かるが、戦争が超法規的で勝てば官軍という現実は否めない。2島返還が成らず何も変わらずにきた訳だが、それでずうっと得をしてきたのはどこか。勝てば官軍、撤退しても官軍を繰り返してきたどこかの国ではないか。
大本の原因がアメリカであることはずっとブレナイがそれを指摘することは、日本人としてタブーなのだろうか。もしそうならそれこそ国辱ではないか。
と、私の右寄りの側面は言っている。
右寄りでも左寄りでもない側面は、前向きに日本と相手国だけが得をすることを考える、それこそが未来志向の知恵ではないか、と言っている。
このまま極東で近隣諸国と友好を盛り上げられずに、日本はどうなるのだろう。