今の日本の膠着状況を打開するのは「信長志向」、って何? |
(twitterより)
主張①
一般的に日本人や日本社会の集団志向の欠点とされることは「家康志向=集団を身内で固定」。ところが日本人の集団志向および集団独創には「信長志向=自由に活動している個人を集団に構成」もある。中世までの後者を総括し体制化しようとしたのが信長、しかし短命に果て、家康が前者を体制化。
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主張②
260年の武家支配とムラ社会で「家康志向=集団を身内で固定」が日本人の血肉化。ただお上と田舎者に対抗した町民文化の担い手たちは「信長志向=自由に活動している個人を集団に構成」できて、現代のサブカルチャーの担い手に受け継がれている。その特徴はユニークな分野横断的な創造性だ。
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主張③
バブル期までは、企業社会において「家康志向=集団を身内で固定」と「信長志向=自由に活動している個人を集団に構成」の合わせ技が一般的で、人材の流動性や転職独立起業が活発だった。しかし就職氷河期あたりから「家康志向」一辺倒化し、外に対しては排他主義、内では空気全体主義が台頭し
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主張④
既定路線から外れる者の排除や派遣の差別が広がり、しがみつき社員が拡大。そうした企業社会の傾向は、そこに入るための学校社会や、それを管轄する官僚社会でも顕著化。日本の組織全般が硬直化し社会が膠着化。現在の原発問題の東電・経産省は「家康志向」一辺倒化の権化で象徴的。歴史的には
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主張⑤
「家康志向」一辺倒化による膠着状況を打開してきたのは、龍馬や勝海舟、戦後創業者などとその仲間という「信長志向」の志縁集団。今こそ「信長志向=自由に活動している個人を集団に構成して独創」を現代的かつ国際的に再生が求められる。あのなでしこJAPANも「信長志向」の志縁集団だ。
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主張⑥
参照記事を以下掲載します。
「『家康志向』一辺倒の主流が閉塞状況極まってする同じこと」http://t.co/HoUx9NK
「日本型エリート考」http://t.co/hQ2KnMc
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主張⑦
参照記事。
「日本型集団独創2タイプの内の1つ『信長志向』、その現代世界における活性化を目指して(3)」http://t.co/nEhbE0J
「同(5)」http://t.co/QYmMbkz