日本のメーカーがiPhoneやiPadを作れるようになるには |
(twitterより)
朝生で、日本のメーカーがiPhoneやiPadが作れないのは、ユーザー・ニーズにハード/ソフト/サービスの三位一体で応える仕掛けをプロデュースする人がいないからだと。その通りなのだが、そういう個人が経営者にならずとも、社内外の異業界/異業種/異分野が恊働する知識創造体制を、
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(つづく)開放的にかつリスクテイクして進めれば済む。なのに、モノ割り縦割りの部門や専門の縄張りで排他的に保身主義で自分達でできることだけをリスクテイクせずにする知識創造体制で硬直化。多様な分野で不確定性に創造的に挑戦している者を社内外から結集する。それで仕掛けはプロデュース可能。
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(むすび)グローバルな標準で議論すると個人主義に行くが、日本人が得意なのは集団志向。問題は集団独創がここ20年で、徳川幕府のような閉鎖的で保身的な体制ばかりになったこと。中世までの重商主義政権や寺社勢力、江戸町民文化、海軍操練所や亀山社中のような開放的で挑戦的な体制への転換必要。
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(ほそく)「日本型の集団独創」は、「家康志向」=「集団を前提として固定しておいて、その集団が独創する」知識創造体制 「信長志向」=「個々の独創を放任しておいて、それを適宜に集団に組織する」知識創造体制 の2タイプある。