フリーマーケット革新策3案(2008年リコー中部VPのコ思考術初日成果) |
未充足ニーズと未対応ターゲットを特定する「概念ポートフォリオ」と
現状を<送り手側のモノ提供の論理>で洞察して
理想を<受け手側のコト実現の論理>で発想する「思考フォーマット」
の展開例として、
昨今の世間の話題から有意義なコンセプトを導くシリーズ第24弾です。
◯ ボランティア「弱者向け慰問型フリマ」
◯ 交流促進型「犬と暮らす人たちのフリマ」
◯ OL向け「オフィスライフ盛り上げ型フリマ」
今回の新型フリマ案も、受講者グループそれぞれが時代の流れに敏感に反応するものでした。
前回のパイオニアMTC同様、人と人がモノの売り買いではなくて、助け合うことで繋がっていこうじゃないか、という気持ちが高まっていることを感じました。
特に、特定会場にわざわざ来れない人々のために慰問しよう、出張しようという方向と、公園ならではの犬と暮らす人々の交流を図ろうという方向で、あったらいいし、やろうと思えばできる現実性の高いアイデアが出たことが印象的でした。
私は最近の研究 (「交易する人間」の無意識的な求めとその現れ(4) )で、パラダイム転換志向のコンセプト思考術を「祈りの言説化」と再規定したのですが、まさにそれを如実に展開していただいた感があります。
リコー様の「お役立ち」の思想にのっとった新機軸の打ち出しに役立ていただければ幸いです。
ありがとうございました。