携帯カーナビと眼鏡型テレビでビル内情報を透視する |
携帯可能なカーナビが人気を呼んでいる。
特にクルマへの後づけの場合、シェアが高まった軽自動車には大きいカーナビが合わないのだ。
カーナビのトップブランドであるパイオニアも、お得意の高級カーナビや純正固定カーナビとの棲み分けを図ることもあってか、「お出かけ情報端末」という位置づけで「エアーナビ」の新モデル「AVIC-T10」を6月上旬に発売する予定だ。
私も昨年不案内な伊豆に引っ越すに際して、乗っているのがダッシュボードが手前に迫り上がってくる昔のタイプのクルマだったため、サンヨーの小型の着脱可能カーナビ「ゴリラ」を買った。従来の大きさのものだと前が見えなくなってしまうという消極的な理由からだった。しかし、今はクルマを降りてからのハイキングに「ゴリラ」を持ち出しては、遠くに望む島や山を調べながら眺望の楽しんでいる。
今回のアイデアは、
携帯可能な小型カーナビの競合状況と自然発生的なライフユースの高度化状況とから、
いまや敢えて「お出かけ情報端末」を標榜するためには、
こんな使い勝手が必要である
と考えたものだ。
携帯カーナビと眼鏡型テレビでビル内情報を透視する、
特に説明は要らないだろう。
特に説明は要らないだろう。
(ただ、3次元的に対象の位置を確定する技術が求められ、
当然のことだが、それが可能であれば
現状カーナビのように
立体画像を制作する必要がなく、
リアルな都市空間を眼鏡画像として映して済ませられる
ことに留意。
私は、これは
カーナビ本体に活用すべき大きなパラダイム転換
だと考えている。
しかしこのアイデアを提示して一ヶ月、今のところ業界人の反応は皆無だ。)
無論、現状の眼鏡型テレビを着けている時リアルな世界は見えないのだから、目視方向を見るCCDカメラを内蔵した眼鏡型テレビとしなくてはならない。これにズームアップ機能や暗視機能があるのはスパイ映画の如し。
必要な技術開発とビジネスモデル開発についても、以上掲載の概念図にある通りだ。
私の伊豆でのライフシーンからすると、観光地で自然や街の景観を望む際に、目視できる物事の情報が文字通り千里眼できれば楽しいと思う。
なお蛇足になるが、車内で運転手以外の同乗者が眼鏡型テレビでワンセグテレビや映画やゲームを楽しめるのは、従来のカーナビとしての使い勝手を魅力化する。