日本語と日本文化と日本人の人間関係のハイコンテクストの2系統について |
(twitterより)
kenichiromogi 茂木健一郎
はろ(5)どの国、文化圏にも、独自のコンテクストはある。例えば、今、イギリスではNews of the Worldの盗聴事件が大騒ぎ。アメリカにも飛び火。日本人にとっては、それがどうした晩飯食うなだろう。国内、英語圏内部のコンテクストは、他人にとってはどうでもいいのだ。
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kenichiromogi 茂木健一郎
はろ(7)アメリカは、もともとローコンテクストの社会である。いろいろな文化圏からの移民が交わり、その中で異質な他者との間にわかりやすい記号を共有しなくてはならない。その結果がハリウッド映画。そして、インターネット文化も、ローコンテクストで鍛えられた人たちが創った。
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kenichiromogi 茂木健一郎
はろ(8)日本に帰ってきたとたん、雰囲気が変わる。均質性を前提にした、ハイコンテクスト社会の湿り気。「おまかせ」や、「ものづくり」のように、それが強みを発揮した領域もあったが、一方で日本人はローコンテクストの荒波にも乗り出さなくてはならない。
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kenichiromogi 茂木健一郎
はろ(9)にっぽんに、はろ注意報発令。ハイコンテクストだけでなく、ローコンテクストにも向き合おう。そうすれば、ハイコンテクストの母国を「安全基地」として、世界に貢献できる素晴らしい新文明がつくれるさ。ホームと、アウェーの汽水域。はろ、はろ、はろはろはろ!
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cds190 かわらっぴ
@kenichiromogi 日本のハイコンテクストは、お上系の「内向き・後ろ向き・上向きのもの」と、浮世絵からジャパンアニメに至る町人系の「外向き・前向き・下向きのもの」あり。知識創造組織としては前者が「身内で固定した集団で独創」後者が「自由に活動する個人を集団に構成して独創」
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@kenichiromogi (つづき)浮世絵からジャパンアニメに至る町人系の「外向き・前向き・下向きのもの」のハイコンテクストは、歌舞伎→浮世絵→化粧和装、マンガ→アニメ→フィギュア→メイド喫茶と<コト割り横ぐし>で分野横断的。一方、お上系の「内向き・後ろ向き・上向きのもの」の
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cds190 かわらっぴ
@kenichiromogi (むすび)ハイコンテクストは<モノ割り縦割り>が特徴で、縦割りごとに権威や利権が成立。交流分析心理学に照らすと、CP(批判的な父)→AC(順応するいい子)。町人系の横断的なハイコンテクストは、NP(保護的な母:安全基地)→FC(自由な赤ん坊:探索)。
(補説)
日本型集団独創の2タイプ:
「身内で固定した集団で独創」 →「家康志向」
「自由に活動する個人を集団に構成して独創」→「信長志向」
日本型集団独創2タイプの内の1つ「信長志向」、その現代世界における活性化を目指して(1)
[2011-04-22 22:28 by cds190]
http://cds190.exblog.jp/14649518/
やっぱり「家康志向」一辺倒が世の中の癌、「信長志向」を再生せねば!
[2011-04-09 12:02 by cds190]
http://cds190.exblog.jp/14575819/
「家康志向」一辺倒化がもたらした日本人の「専門家神話」の異常
[2011-04-09 13:10 by cds190]
http://cds190.exblog.jp/14576034/
家康志向と信長志向の「目的」の違いを確認して再出発する
[2011-04-10 12:37 by cds190]
http://cds190.exblog.jp/14581324/
(反復)「日本人のネガティブな<集団志向>や<世間>はグローバリズムでは解消しない。ポジティブ化する方途あり。」http://t.co/VGCAmde むしろモノカルチャー型のグローバリズムは、英語が話せなければチームに入れない的な日本人のネガティブな<集団志向>に寄与する。
(反復)「日本人のネガティブな<集団志向>や<世間>はグローバリズムでは解消しない。ポジティブ化する方途あり。」http://t.co/VGCAmde 日本語で個性的なことを創造してからその成果を英語にするか、最初から英語で考えられることだけに対応するか。どちらが多様性に富む?