「自己判断域」という考え方 |
(twitterより)
(自己判断域1)日本では「遊泳禁止」とされるのがアメリカでは「swim at your own risk」。避難区域についてこのアメリカ的な考え方に少し振ると、「避難強制区域」と、屋内退避を勧告する「自己判断区域」となる。お上が命じて下々はそれに依存し従うだけの図式を卒業する。
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(自己判断域2)福島産、茨城産の野菜に関わる「出荷制限」と「摂取制限」が国民サイドの生活感からは不明快で風評被害を助長し生産者と消費者に余計な混乱と不利益を生んでいる。行政サイドの法律と制度からは筋が通っていてもだ。そこは官僚とは違う立場と見識の政治家が把握し工夫すべきだ。
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(自己判断域3)非常時における一つの仮説だが、もし、強制的な「出荷制限」と勧告的な「摂取制限」ではなく、後者の代わりに「自己判断産品指定」としたら、出回っている野菜は安全だが食べる人によっては自己判断を要すると明快になる。アレルギーの人が原因成分を確認できるようにだ。全国的な風評
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(自己判断域4)被害を回避できるのではないか。被災地と原発被害影響域では、窮状の拡大と長期化する中で、地元で生産される安全な「自己判断産品」が廃棄されることなく支援に役立てられ、本来起こらずに済んだ筈の野菜の不足高騰を回避。ただ「自己判断域」という考え方は自己責任とセットで成立。