何事も「競争優位」だけを目指すのは視野狭窄 |
(twitterより)
NHKの解説委員たちが集まって話している内容をみて、いまの日本の限界はこれだなと感じた。経済についても軍事についても国全体としてこれまでの競争優位を損なう局面が出て来たことの不安や悲観の情緒の上に、国内外の諸問題すべてのロジックを組み立てている。何が限界か、というと
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(つづき)①経済を短絡的に国全体で捉えることが、国がODA供与して財界の海外進出を後押しする等を正当化。国主導で国際的に競争優位を求めて当然とする論調は、国内的に競争優位者を重視して当然とする論調に直結。しかし国際的な国同士、国内の自国民同士の経済関係は共生によってこそ安定する。
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(つづき)②軍事も、有事の際の軍事力の競争優位を求めて当然のようだが、仮想敵国も同じに考えれば軍拡シーソーゲームになる。日本は有事の際の軍事力の競争優位を日米安保で担保してきた訳で、財政圧迫してまで軍拡(生産)と戦争(消費)を繰り返すアメリカに同調する同盟深化こそ危険。21世紀の
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(むすび)私たちは仮想敵国との「軍事的共生」こそ深化すべきだ。たとえば、すでに20世紀に軍事大国同士が軍縮を実施し、最近はオバマが具体的動きを伴わないが核廃絶を訴えてノーベル平和賞受賞、北朝鮮非核化を迫る六カ国協議も国際的な軍縮要請。何事も「競争優位」だけを目指すのは視野狭窄だ。
NHKの解説委員が訳知り顔で若者の大企業志向を批判することに、どうしても違和感を禁じ得ないのは、私だけだろうか?
otakibot O瀧bot
日本にだって文字が読めない人や、初歩的な計算ができなくて苦労している人が確実にいるのに(子供の話ではない)、そういう存在を無視して、「誰もが等しい能力を持っている」あるいは「能力の差は努力で埋められる」などといった前提で物事を語る奴は、人間として信用できない。
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otakibot O瀧bot
社会の中に強い不満があって、しかし誰も行動を起こそうとしないという状況は、言い換えれば救世主が待望されているということだ。そして、それはファシズムの台頭する土台が出来上がりつつあることをも意味している。
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otakibot O瀧bot
今の日本の社会には「王様は裸じゃないか!」といった子どものような、空気を読まないシンプルな考え方のできる人がもっと必要だと思う。「え、ヤバくねあいつ?マッパ、マッパ」みたいなことを言えるガキがねw