企業社会で「中高年は<既得権益層>だ」と世代間闘争することの無意味 |
(twitterより)
実際は終身雇用を全体で完結してたのは一部の大手企業だけだった。ほとんどのサラリーマンは定年前に僅かな退職金で転職したり独立してた。多かったのは大手の人は中小へ、中小の人は零細への自前出向。自前下請け化の独立。若手の平と中年の管理職で仕事も知識も人間関係も違いそれぞれの創意あった。
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(つづき)それがこの20年の間に、組織の機械論化、人材の専門化という名の機械部品化が徹底して、若手の平も中年の管理職も下手すれば高年の経営者も、情報を共有し、同じ専門知識で考動するようになり、交換可能な人材がだぶつくようになった。一つの会社でも、大手中小含んだ一つの業界でもだ。
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(むすび)それで「日本の中高年が仕事にしがみつき、若者がその割を食っている」「中高年は<既得権益層>だ」と言われる事態が生じてる。しかし実際は、企業内失業者の中高年にしがみつかせているのは一部の余裕のある大手だけ。私は、若手でもできる仕事だけにしてしまった事業の機械論化を問題視。
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(ほそく)私は<年功序列>に賛成しているのではない。事業や組織や業務の機関論化はまず<モノ割り縦割り>で、異業種・異業界が連携してハード(システム)〜ソフト(コンテンツ)〜サービス(ソリューション)三位一体化する<コト割り横串し>を捨象。本来、前者→後者のキャリア形成が望ましい。